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2026年3月4日

【野焼きボランティア参加記】 — 夜峰山・御竈門山 春の里山を守る1日

野焼きボランティアに参加しました!!

【野焼きボランティア参加記】 — 夜峰山・御竈門山 春の里山を守る1日

はじめに

みなさん、こんにちは!!青の旅行社の【メインガイド】を務めています、新垣(アラカキ)です!


3月1日、南阿蘇 夜峰山・御竈山で行われた野焼きに参加してきました。

今回、火入れする場所は熊本地震後、作業道の崩落や高齢化と担い手不足から10年野焼きが実施され

ていない場所でした。


トレッキングガイドでお客様を案内している場所であり、「地域の自然を支える活動に実際に関わってみたい」と思い、今回初めて参加しました。


この記事では、当日の様子と実際に参加して感じたことをお伝えします。



野焼きとはどんな活動?

1000年続くと言われている野焼き。草原維持に必要不可欠な作業。

水資源確保、放牧されている牛、馬の食糧確保、景観維持、阿蘇の生態系の維持、その他多数。

草原維持に野焼きは必須なことです。


大変危険で労力が必要な作業ですが、阿蘇の景観を維持するためには必要な作業です。

一見すると「火をつける危険な作業」に思えますが、長年受け継がれてきた知恵と、入念な準備・安

全管理のもとで行われています。


微力ながらお手伝いに参加しました。



当日の流れと現場の様子

集合・受付

当日は【阿蘇パノラマライン沿いの駐車場】に集合。受付後、火消し道具を受け取りました。


服装

・長袖・長ズボン(難燃性の衣類、ない場合は綿製)


・履き慣れた丈夫な靴


・手袋


・ヘルメット



携行物

・2リットル程度の水(予備の消火水)


上記が必須で、実際に参加してみて「装備を整えること、不測の事態が起きた時のことを想定するこ

と、本当に重要だな」と感じました。


オリエンテーション

作業前には、野焼きの目的や安全ルールについて丁寧な説明がありました。


特に印象的だったのは、

「無理をしないこと」「指示を必ず守ること」「体調が悪くなったら遠慮せずに申し出ること」

1人のけが人や負傷者を出さないことが何度も強調されていました。


野焼き作業開始

いよいよ作業開始。数十m先のパチパチパチと草が燃える音がして遠くからでも熱感が伝わって来て

遮るものがなければとても熱く感じます。

また、実際に火が入ると、想像以上の迫力で、ときには十mほどの火柱があがり、最初はかなり緊張

しました。


私が担当したのは【燃やしてはいけない場所に延焼が拡大しないようにすること】

風向きや火の回り方を見ながら、草を叩いて火を抑える作業は、想像以上に体力を使いました。

それでも、チームで声を掛け合いながら作業を進めることで、少しずつ不安は安心に変わっていきま

した。





参加して感じたこと・印象に残ったこと

今回参加して一番感じたのは、


「阿蘇の草原は、人の手によって守られている」 という事実です。


地元の方々が当たり前のように関わってきた作業を、外から来た私も一緒に体験できたことは、と

ても貴重でした。


・自然は放っておけば守られるわけではない


・観光するだけでは見えない地域の努力がある


・「関わる旅」には、心に残る価値がある


阿蘇の風景がこれまで以上に特別なものに感じられるようになりました。




これから参加を考えている方へ


阿蘇の野焼きボランティアを運営している中心組織「阿蘇グリーンストック」

https://www.asogreenstock.com/


阿蘇グリーンストックが実施する「野焼き支援ボランティア初心者研修会」を受講することが、一般の方が野焼きに参加するための標準的なルートになります。


「阿蘇が好き」「自然に関わる体験をしてみたい」


そんな方には、ぜひ一度参加してほしい活動です。


まとめ

今回の野焼きボランティアは、単なる体験ではなく、阿蘇の自然と人の営みを知る一日になりまし

た。


これから阿蘇を旅する際には、ぜひ景色の裏側にあるこうした活動にも思いを巡らせてみてくださ

い。


今後も、旅と地域をつなぐ体験を発信していきたいと思います。




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